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ブラキシズムって何?

2021.9.03

目次

こんにちは
池袋 東池袋、サンシャイン60の歯医者、「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」歯科衛生士  青木 です。

突然ですが、みなさん。
ブラキシズムっていう言葉を聞いたことありますか?
恐らく、ほとんどの方がピンときてないのではないでしょうか。

 

ブラキシズムとは、簡単な言い方に言い換えると、歯ぎしりのことです。
ギリギリする歯ぎしりの他にも、咬みしめ・食いしばりといった歯や顎に負担をかける口腔内の悪習癖を ブラキシズム と呼びます。

今回は、ブラキシズムが口腔内や身体に、どんな影響を及ぼすのかをお話していきたいと思います。

 

 

歯ぎしりの原因!

まず、そもそも、なぜ、歯ぎしりは起こるのでしょうか。

歯ぎしりの原因は、明確になっていませんが、
ストレスや歯並びの乱れ、咬み合わせ不良などが要因と考えられています。

肉体的・精神的なストレスがたまると、歯ぎしりをすることによって発散していると言われています。

ブラキシズムは、主に次の3つに分類されます。

①グラインディング
上下の歯をギリギリと擦り合わせる習癖のことです。

②クレンチング
上下の歯を強く咬み合わせる習癖のことです。食いしばり・咬みしめはこれに該当します。

③タッピング
上下の歯をカチカチと咬み合わせる習癖のことです。

 

①のグランディングや③のタッピングは、音がするので家族に指摘されることもありますが、
②のクレンチングは、日中、何かに集中しているときやパソコン、スマホを操作するときに、無意識のうちに歯を噛みしめていることが多いです。音がしないので気付きにくく、発見が遅れやすいです。

人間の行動は、90%以上が無意識に行われているとされています。
歯の噛みしめに気づいたら、”意識”  をして、上下の歯を離して顎の緊張を緩めるようにしてみてください。

これだけでも、立派な対処法です!!

ブラキシズムの見分け方!

ブラキシズムがある方は、口腔内でも診断ができます。
口の中を見て、

①歯のすり減り方の度合い(摩耗・咬耗)

②顎の骨の過度な発達がないか(骨隆起)

③舌や頬の内側に歯を押し付けたような跡がないか(圧痕)

④エラが張っていないか(咬筋の発達)

などが、診断内容です。
また、強い力がかかることで、歯が欠けたり詰め物が取れたり、頭痛や首筋の凝りなどが慢性的に生じることもあります。

この機会に、ご自身で、ご自身のお口の中を観察してみるのもいいかもしれないですね!

もし、歯ぎしりに気づいたら、
池袋、東池袋、サンシャインの歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 池袋診療所」までご気軽にご相談ください。

当院では、睡眠中の歯ぎしりには、ナイトガードというマウスピースを装着するスプリント療法を行っております。
保険が適用となります。

寝ている間にマウスピースをする事で、上下の歯が直接当たらないようにします。
それにより、歯や顎関節にかかる負担を軽減する効果があります。

 

歯を守るだけではなく、肩こりや頭痛で悩んでる方も、もしかしたら、少し改善されるかもしれません。

赤羽歯科池袋診療所は

サンシャイン60ビル8F
池袋駅東口から 徒歩8分
東池袋駅(東京メトロ有楽町線)から 徒歩3分
雨に濡れずにご来院いただけます。