医療費控除とは？｜赤羽歯科「池袋診療所」

こんにちは。

池袋、東池袋の歯医者　赤羽歯科池袋診療所
受付主任の室井です。

今回のテーマは「医療費控除」です。
皆さんは医療費控除の対象、計算方法をご存じですか？
また、活用されていますか？
どのような制度かわからなかったり、「面倒なのかな」と思って
活用されていない方もいらっしゃるのではないでしょうか？

病院にかかった時に思いのほか医療費がかかってしまったことはありませんか？
そのような時に、医療費の負担を少しでも減らす方法として医療費控除という制度があります。

確定申告や年末調整の際などにも、その制度を利用できます。

歯科治療は医療費控除の対象となります。

医療費控除のやり方は？

その計算方法です。
１年間（１月１日から１２月３１日）にかかる医療費が１０万円を超えた場合、
確定申告を行うことで一定額の税の控除を受けられる制度です。

例えば年収２００万以上の人で、医療費が
２０２２年３月に７００００円がかかり、
さらに２０２２年の６月に８００００円かかっていたとします。

そうなると２０２２年には合計１５００００円の医療費がかかることになりますね。

保険金などの給付がないと仮定すると、
医療費から１０万円を引いた額、つまり

１５００００円－１０００００円＝５００００円

が医療費控除の対象となり、確定申告を行うことにより所得税の還付を受けることができます。
ただし５００００円が控除されるわけではなく、所得税率に応じた額が控除されます。

家族（本人と生計を一にする配偶者やその他の親族）の医療費をまとめることができるので、
自分１人で医療費が１０万円に届かなくても、
家族を合算して１０万円を超えるならば申請することは可能です。

年末調整や確定申告時にご活用ください。

詳細は国税庁のホームページ等をご覧ください。

では医療費控除の対象になる医療費、申請を行うタイミング、
手続きに必要な書類については以下に記します。

医療費控除となる医療費は？

まさに病院にかかった時に支払っている治療費、
すなわち医療費こそ医療費控除の対象となっています！

歯科においては、虫歯治療、歯周病治療、インプラント治療、
機能回復を目的とした保険外の入れ歯などの治療費が対象になります。

しかし残念ながら、歯科清掃用具（歯ブラシ、フロスなど）の代金、
美容目的の矯正治療などは対象外となります。
加えて人間ドック、歯科ドックの費用も対象外です。

申請を行うタイミングは

医療費控除の申請は、確定申告期間のみとなります。
期間については国税庁ホームページなどをご確認ください。

ちなみに過去に多額の医療費がかかっているのに
申請を忘れてしまっていたり、していなかった方はいませんか？
まだ過去の医療費でも医療費控除を申請できるチャンスがあります。
医療費控除は過去５年以内であれば申請可能です。

必要な書類は以下の５点です。

            本人確認のための書類

            確定申告書

            医療費控除の明細書

            源泉徴収票

            医療費を実際に支払ったことを証明する領収書またはレシート

書類がそろったら地域の税務署へ提出します。
窓口での手続き、もしくは郵送での提出になります。

不明な点は国税庁ホームページを参照していただくか、
池袋、東池袋の歯医者　赤羽歯科池袋診療所のスタッフにお声がけください。

年末調整、確定申告の際に活用される患者様が多いです。

池袋、東池袋の歯医者　赤羽歯科池袋診療所は
サンシャイン60ビル8階にございます。
池袋駅東口から徒歩8分
東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。