お知らせ
学会認定医、専修医とは
2025.6.16
目次
こんにちは。赤羽歯科理事 歯科医師の大竹です。
今回は歯科における学会、学会認定医、学会専修医などのお話をしていきます。
学会認定医、専修医とは
学会認定医(専修医)を取得するためには学会に所属することが前提です。しかし学会に所属するだけでは認定(専修医)はもらえません。所属学会によりますが一般的に認定医の取得には、論文発表提出、口頭試験、記述試験に合格しなければならず(他にも多種多様の必須項目があるのが一般的)、決して簡単ではないのです。数年単位での準備が必要となります。
そして認定医(専修医)を取得しても、認定期間が5年間であることが一般的で、更新のためにはいくつもの必須項目があります。
では学会とは何でしょうか。
歯科医療においてもその診療項目は多様で、保存修復、歯内療法、補綴治療、インプラント治療、矯正治療などなど多岐に及びます。日本では各診療項目にいくつもの学会という大きな勉強会のグループがあり、年に何度か大会(総会、支部大会など)があり、そこで最先端の勉強会、研究発表が行われるのです。学会から派生したもう少し小さな勉強会も多数存在し、勉強熱心な先生方はその勉強会においても定期的な発表などを行っています。
学会への所属は必須ではなく、いわゆる勉強熱心な熱量の高い先生が集まって定期的な勉強会を行っています。
勉強することの意義は?
歯科医療はある程度完成された診療であるのは間違いではありません。しかし、日々進化しているのは大きな事実です。特に昨今のデジタル技術、マイクロスコープを使用した診療技術は数年前とは全く異なってきており、もはや歯科治療そのものが変わってしまったといっても過言ではありません。日々進化する診療技術の波に乗るには、勉強しかありません。卒業後に熱量を持って努力する歯科医師は勉強量に相関のある診療技術を患者様に提供できます。
おまけ
そしてもう一つ。認定医(専修医)を持っているだけでは日進月歩の最先端技術にはついていけないのも事実です。日々専門書を読み、セミナー等への参加等で知識、技術をブラッシュアップすることが実は一番大切だったりします。
赤羽歯科池袋の歯科医師は日々努力して最高に精度の高い診療を患者様に提供することを心がけています。今後ともどうぞよろしくお願いたします。
赤羽歯科池袋診療所はサンシャイン60ビル8階にございます。池袋駅東口から徒歩8分。東池袋駅直結徒歩3分。雨に濡れずにご来院できます。スタッフ一同お待ちしております。
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